奥歯が何もない状態でしばらく置いてしてしまったのですが、すぐに入れ歯を作ることは出来ますか?

奥歯に何もない状態で放置していた場合、もしかしたら虫歯になっているかもしれません。そのためまずは検査をすることになります。検査を行った上で、問題がなければそのまま入れ歯を作ることが可能となりますので、準備を進めて製作をしてもらうことが出来ます。一方で虫歯を発見した場合は、その治療を優先することになります。虫歯は残しておくと、入れ歯にも影響を及ぼす用になってしまうので、先に治療をして綺麗な状態を作ることが大事になるからです。

虫歯のあるところに、入れ歯のバネを付けることは一切できません。仮にバネを付けるようなことが出来ても、すぐに脆くなってしまい、固定することが難しくなってしまいます。これでは歯の機能を保つことができなくなるので、取り付けても全く意味の状態になってしまいます。そのため治療を優先して行い、歯医者で綺麗に治す事になります。ある程度の治療が終わってから、入れ歯の製作を行って、最終的に問題がなければ装着することは可能となります。

直ぐにできるかどうかは、歯医者の判断によります。京都市でも伏見区にあるクリニックのように、検査をしてから作っているところが多くありますから、直ぐにできることではないと思ってください。そして検査の結果によって、少しでも虫歯が発見されるようなら、製作前に虫歯の治療から優先して、それから型取りなどの作業を行うことになります。単純なことかもしれませんが、今後入れ歯を使っていくときにトラブルが起きないようにするため、しっかり管理が大事なのです。

なお治療用の入れ歯を作った場合、保険を使うことも可能になっていますが、保険を利用した場合は今後しばらくは作れないことを理解してください。これはルールとして作られているもので、何処の歯医者でも説明されることになります。そのためタイミングはかなり重要になってくると思ってください。作る部分によっては、保険を適応したほうが非常に安くなるものの、安く出来る反面今後に影響が出てしまうこともあります。

京都市にあるクリニックでは、レントゲンなどを駆使してしっかりと確認作業を行っており、それによって問題があるかも判断しています。もし問題があるようなら、その治療から優先して行われることになりますので、すぐに行えない可能性があることも理解してください。不安があるようでしたら、相談をして検査を受けてみるのもいいと思われますので、お気軽にご連絡ください。

合わない入れ歯を使い続けるとどうなりますか?絶対に作り直さないといけないのでしょうか?

合わない入れ歯を使い続けると、噛んだ時に痛みが生じたりうまく噛めなかったり、人によっては入れているだけでも痛いといった問題が生じます。同じ入れ歯を10年以上の長期にわたって使用し続けていると、歯茎がだんだんと痩せてきて入れ歯も合わなくなってきます。長期間、クッション性の高い入れ歯安定剤を使用して入れ歯を使い続けているとこのような症状が出やすくもなります。

また、歯茎が痩せてきたことで、入れ歯を作成した時と比べると口の中の状態が変わってきたということが原因であることも多く、食べ物を咀嚼する度に不安定になったデンチャーが沈んだりし、デンチャーのふちと歯茎がこすれて痛みが生じるのです。

歯茎が痩せたことが原因でデンチャーのふちが歯茎に当たって痛くてかめない、噛みづらい、といった悩みを抱えている場合には、新しいデンチャーに作り替えてもらうか、デンチャーの内側に新たに材料を追加する肉盛りを行い、デンチャーが安定するように調整する床裏装法などで対処されています。

作り替えるという選択をする前に、デンチャーの内面に分肉盛りをしてもらえるかどうかを歯医者さんで相談してみましょう。デンチャーを作成する場合には、いくま歯科医院では、デンチャーを専門とする技工士との連携によって精密なデンチャーを作成できます。

合わないデンチャーを使い続けると、噛んだ時に痛みが生じたりうまく噛めなかったり、人によっては入れているだけでも痛いといった問題が生じます。同じ入れ歯を長期間使い続けていると、歯茎がだんだんと痩せてきてデンチャーがだんだん合わなくなってきます。

いくま歯科医院では技工物はすべて日本国内生産によってつくられたものを使用しており、デンチャーの材料については厚労省認可の材料を日本の業者から入手して使用しており、未認可の材料や並行輸入されたものは一切使用しないというこだわりを大切にしています。

入れ歯のお手入れはどれくらいの頻度でしたらいいでしょうか?

入れ歯の汚れには歯ブラシなどでのこすり洗いで落とすものと、洗浄剤などで科学的に分解して対処するものと、歯医者さんで取り除いてもらうものの3つのタイプの汚れがあるといえます。最初のタイプの汚れについては、清潔に管理するため1日に1度は入れ歯用歯ブラシなどでしっかりと磨きながら流水で汚れを洗い流します。入れ歯は特殊材料でできており、歯磨き用の歯磨き剤などの研磨剤入りのもので磨くのはおすすめではありません。傷ができるとそこから雑菌が繁殖しやすくなります。優しく丁寧に磨くことで表面についた汚れなどをしっかり落します。

また、入れ歯専用の洗浄剤に一晩浸すことで、歯ブラシでは落とし切れなかった細かな汚れを落とすことができます。ブラシでバイオフィルムと呼ばれる白いヌルッとした汚れをしっかり落としてから、入れ歯洗浄剤を使用する場合に浸けおきで洗浄します。

入れ歯にプラークなどが付着すると、入れ歯の臭いも気になってきます。口の中に入れている入れ歯には自然歯と同じように歯垢も付着し、時間が経過すると歯石のように固くなってきます。そのような汚れは歯ブラシでは取り除くのは困難です。無理にこするとデンチャーを痛めてしまいますので、定期メンテナンスの際に歯医者さんで取ってもらいましょう。

いくま歯科医院では定期的なメンテナンスが行われています。日ごろから定期的な清掃を心がけても、毎日の清掃ではどうしても落とせない汚れなどをチェックすることができます。そのため、デンチャー作成後は歯医者で行われる定期メンテナンスは必ず受けることが大切です。

悪くなった歯については、治療を行ったとしても今までと同じように生活しながら同じ手入れをしていてはまた同じスピードで悪くなっていくと指摘されています。しかし、次回にも同じように治せるとは限りませんので、入れ歯を入れた後のメンテナンスが患者さんにとっては治療以上に大事な作業といえるのです。

部分入れ歯をしているのですが、吐き気がして長く装着していられません。どうずればよいのでしょうか?

入れ歯を使っていくとどうにも違和感が起こってしまうことは、長年使っている方でしたら経験があるのでは無いかと思います。

特に最初に使用し始めた時が頻度としては多いのですが、これはまだ口腔内が「異物」である部分入れ歯に慣れていないからです。しかしこれは「慣れ」ですから、数日ともすれば2日ほどでしっくり慣れてしまうことも多いです。

しかし1週間経っても違和感が解消出来ない場合は別の問題を疑ったほうが良いでしょう。
別の問題と言うのは、そもそもその入れ歯があなたと合っていないということです。そもそも作り直すことは入れ歯の初使用時には、よくあることなのでそれは問題ではありません。

少しずつ試していって、自分にベストなものに寄せていくのです。
しかしその違和感というのが「吐き気」を伴った場合である時は要注意です。
吐き気があるということは軟口蓋つまり口腔内の天井部分に当たっているということです。
これはすぐに今の入れ歯を最適に削らなければなりません。

入れ歯の装着による吐き気などでお困りの場合はぜひ「いくま歯科医院」へご相談ください。
軟口蓋に当たっている場合は内部方向に出っ張った部分の素材を削ることになります。

こういった調整は非常に繊細ですが、いくま歯科医院では信頼出来る加工が可能です。なぜ繊細な加工が必要なのかと言いますと、軟口蓋の敏感さは個人差が大きいからと言えます。

奥に出っ張りがあったとしても、まったく気にしない人もいればすぐに吐き気が来て装着出来なくなる人もいます。ですから数日間試すことは重要で、そもそも初めての入れ歯の時の不思議な感覚から吐き気が来ることもあります。

原因をしっかり見つけることはとても重要で、そういったしっかりとした診察のためにも当院はおすすめです。吐き気が起こった場合は別に頭痛も起こったりすると、とてもやっかいですから迅速な対応が大切ですね。