支払い方法について知ろう

入れ歯は、歯を失ったところに人工の歯茎を含む義歯をはめ込んで、周囲の歯にバネで固定する歯科治療用器具です。保険内の診療で作ることができて、早期に安価に作成できるという点がメリットで、健康な歯を削る量は非常に少ないといったメリットがあります。

しかし、保険で作成する入れ歯は、笑ったりしたときに金具の部分が目立ったり、重さが重く、審美性や機能性という点では十分ではないと考えられてもおり、歯科医院では保険外で作成する審美性の高い軽い入れ歯などが推奨されたりしています。

京都市伏見区のいくま歯科医院では、保険の材料の約4分の1の重さで作成するチタンやコバルトクロムという素材を材料にした入れ歯を提供しています。また、笑った時などに口の中の入れ歯を固定する針金部分ができるだけ目立たない入れ歯になるための工夫も行っています。

しかし、保険外の入れ歯を作成するとなると、自費診療という形になり、全額自己負担となります。例えば、コバルトクロム床のパーシャルデンチャーは税別価格が40万円、ノンクラスプのパーシャルデンチャーの部分入れ歯になると税別で10万円となっています。

この点については、いくま歯科医院ではデンタルローンを設けることで、一括支払いによる患者さんの負担を軽減する制度を採り入れています。デンタルローンは利用目的が歯科治療費に限定され、信販会社がいったん患者さんに代わって入れ歯の治療費を歯科医院に立替払いする制度です。その後、患者さんは信販会社に治療代に手数料を加えた額を分割払いするという契約になります。

いくま歯科医院ではこのようなデンタルローンでの支払を設けて患者さんの負担を軽減する支払方法を取り入れています。

また、いくま歯科医院では医療費控除という税制制度についても紹介しています。医療費控除は、患者さんが自分自身や家族のために1年間に10万円以上の医療費を支払った場合、納めた税金の一部が還付される制度です。自費による義歯や審美治療費用が医療費控除の対象となれば、確定申告で支払った所得税の一部を還付してもらえます。

このように、いくま歯科医院では治療費について、現金以外にデンタルローンでの支払い方法を取り入れることで、患者さんの支払方法の選択肢を増やす工夫を行っています。