入れ歯のバネが邪魔で仕方ありません。どうすればよいのでしょうか?

入れ歯のバネが邪魔なら、バネのいらないノンクラスプデンチャーという入れ歯があります。部分入れ歯の一般的なものからクラスプとよばれるバネの部分を取り除いた形式のノンクラスプと呼ばれるデンチャーです。

ノンクラスプデンチャーは、フィット感がとてもよくて、審美性に優れ、硬くなく、割れることもありません。ノンスクラブデンチャーは柔軟性にも優れているデンチャーとして人気があります。ノンクラスプデンチャーでは、金属製クラスプの代わりに、レジンの支台部分を支えにして固定する構造になっています。多くの人が金属製のバネを気にするのは、笑った時などに他人に口元を見られることで視認されてしまうからといえます。

京都市伏見区のいくま歯科医院でもノンクラスプデンチャーは、金属製のバネが気になるという患者さんにおすすめです。その一番のメリットは審美性に優れていることです。ただし材質の性質上、安定性があまりよくはなく、また、強く噛んだ時にデンチャーがたわみます。基本的に入れ歯の修理ができませんので、デンチャーが合わなくなってきたら作り直しになります。また、適用には残存歯のアンダーカットがあるか否かなどの条件を考慮する必要があります。

ノンクラスプデンチャーは、きちんと歯医者で定期メンテナンスを受けながら手入れをすることで10年以上もつといわれます。しかし、衛生的に使用できなければそれより短期間でデンチャーを作り変える必要が出てくる場合もあります。口の中の状況は絶えず変化しているため、顎の骨が薄くなると入れ歯がガタついてきたり、外れやすくなるため、日々の口の中のケアとデンチャーのケアの両方をしっかりと行うことが大切であるといくま歯科医院でも考えています。最近では、外出の時はノンクラスプデンチャーを装着して、普段はいつもの入れ歯を付けるというように用途に合わせて入れ歯を使い分ける人も増えています。

いくま歯科医院では、デンチャーを作成することになった場合、まずきちんとしたカウンセリングを行って、患者さん一人一人のデンチャーに関する悩みをヒアリングし、それをもとに最適な提案を行います。デンチャーの作製は患者さんが治療の進め方を納得した上で行われます。良い生活は良いお口の状況からといわれています。部分入れ歯の金属のバネが気になる場合は、金属バネフリーのスマイルデンチャーがおすすめです。