総入れ歯かインプラントで悩んでいます。それぞれ、どのような人に合っているのかを教えてください。

歯や顎骨の状態や年齢や体調によって入れ歯が向いている人とインプラントが向いている人がいます。インプラント治療は骨粗しょう症の症状はや高血圧、糖尿病などの持病のある人はできない場合があると言われています。

また、インプラント治療は歯茎に人工歯根であるインプラント体を埋め込みますので、顎の骨に十分な幅や量がなければインプラント体が突き抜けてしまいます。そのため顎の骨量が少ない場合にはインプラント治療はできません。インプラントを希望する場合には骨造成を通して顎の骨幅を確保してから行うという方法もあります。しかし、歯周病疾患などがあると顎の骨が吸収されるため、骨の量が少なくなってきますので、インプラントを行う場合、歯周病などの治療を先に行ってから行います。

あごの骨量が少なかったり、重度の歯周病がある場合には、インプラントより入れ歯の方が向いていると考えられています。

インプラント治療を行う前には様々な検査を受けます。また、インプラントは天然歯や入れ歯よりもメンテナンスに時間と手間がかかりますので、このメンテナンスが十分に行えない人も、入れ歯の方が向いています。

京都市伏見区のいくま歯科医院はインプラントなどの診療に取り組んでいます。しかし、最近では入れ歯を求める患者さんが増えてきました。総入れ歯かインプラントで悩んでいる場合、それぞれの治療法の特徴やメリットとデメリットを比較した上で、自身のライフスタイルなどによりよく合う方法でどちらの方法がいいかを選択することが大切です。

インプラントには、歯を失った部分のみの治療で周囲の歯に負担をかけないという点や歯を失った部分の骨が機能回復するため、顎の骨が痩せないといったメリットもあります。しかし、顎の状態によって異なるものの、4ヶ月から1年くらいの治療期間が必要となります。そして、その後も噛み合わせのチェックなども必要となります。それに対して、入れ歯は歯を失った部分の骨がやせるといったデメリットがあります。いくま歯科医院は、患者さん一人一人の生活環境や課題、考え方なども含めて、入れ歯製作と向き合っています。

歯や顎骨の状態や年齢や体調によって入れ歯が向いている人とインプラントが向いている人がいます。いくま歯科医院はどちらの治療法でも患者さんが安心できるように治療を進めています。