入れ歯の安定が悪いときはどうしたらいいでしょうか?

入れ歯と歯茎に違和感がある場合、入れ歯安定剤を一時的に使用し、なるべく早く歯医者で相談しましょう。入れ歯安定剤にはパウダータイプ、クリームタイプ、シートタイプ、クッションタイプの4種類があります。パウダータイプとクリームタイプの安定剤は薄くてよく伸びます、噛み合わせへの影響も少なく、顎骨に対する影響も低いといえます。パウダータイプはデンチャーの土手の部分を少し水で濡らして、土手に安定剤を振りかけて使用します。クリームタイプの場合は、デンチャーに3カ所くらい少量塗布して使用します。

一方で、クッションタイプとシートタイプの入れ歯安定剤は、使用することで噛み合わせに影響を与える可能性が非常に高いため、長期間の使用に注意が必要と考えられています。シートタイプの安定剤は、シートをあてがい、シートを濡らして形を整えて使用します。クッションタイプの安定剤は、豆粒くらいを顎の歯の土手の部分を埋めるようにして、水に濡らして使用します。

粘着系のクッションタイプの安定剤を長期的に使用した場合、顎骨の土手が数年足らずで吸収されてしまうというリスクがありますので、使用期間について注意が必要と指摘されています。

顎骨が吸収されてしまった場合、安定剤を使用してきた入れ歯は合わなくなってしまいます。歯科医院で製作したデンチャーが合わなくなったと思われた場合、早めに歯科医院に相談するようにしましょう。その前に定期的に行われる入れ歯の定期検診に定期的に来院するようにしましょう。

京都市伏見区のいくま歯科医院でも定期検診時などには、デンチャーの調整や安定化を図ります。また、いくま歯科医院では、使い心地や審美性の高さといった点でメリットの多い保険外のデンチャーを作成することもできます。

入れ歯の安定が悪い時は、入れ歯安定剤を一時的に使用し、なるべく早く歯医者で相談することが大切です。特にクッションタイプの粘着性の高い安定剤は顎骨に慢性的なダメージを加えるというリスクもあり、その点についても指摘されています。