入れ歯専用ブラシや入れ歯洗浄剤を使っても落ちない汚れがあります。どうしたらいいのでしょうか?

入れ歯は毎日水道の水で流しながら優しく丁寧にブラッシングする必要があります。そして、入れ歯洗浄剤などを用いて日々のメンテナンスが行われますが、日ごろから定期的な清掃を心がけていたとしても、毎日の清掃ではどうしても落とせない汚れなども付着します。そのような汚れが一度入れ歯についてしまったら、なかなか落としにくいものもあるのです。しかし、やすりなどで無理に取ろうとすると入れ歯を傷めてしまう原因にもなりますので、歯科医院でお願いして取ってもらうようにしましょう。

京都市伏見区のいくま歯科医院では、デンチャーのメンテナンスを定期的に行っております。メンテナンスではデンチャーを作った後に、入れ歯の状態や口の中の状態をチェックし、顎の骨の様子なども診ます。顎の骨が痩せてくると、だんだんと入れ歯が合わなくなってきますので、定期メンテナンスはとても重要だと考えています。

いくま歯科医院では、悪くなった歯については、治療を行ったとしても今までと同じように生活し、同じように手入れをしていては、また同じスピードで悪くなっていくと考えています。そのような状態になると患者さんの顎の骨もだんだんと痩せてくることもあり、次回も同じような入れ歯を作成できたり、同じように治せるとは限らないのです。そのため、それ以上状態を悪くしないように、入れ歯を入れた後の定期メンテナンスは患者さんにとってとても重要な作業になります。

日本では、歯医者に通う時に治療を目的として通う人が欧米人よりも多いということが分かっています。欧米では歯医者は予防のために通うという意識が徹底し、80歳時の残存歯の数の違いが顕著に表れています。悪くなる前に予防できるのが一番ですので、いくま歯科医院ではそれぞれの患者さんに応じてブラッシングやデンチャーのメンテナンスなど、予防の観点から歯科指導を行っています。

いくま歯科医院のある京都市伏見区でも高齢化は確実に進んでいます。歳をとっても健康で生き生きと生活することができるよう、いくま歯科医院では入れ歯の定期メンテナンスを実施しています。